こんにちは、山崎です。
今回の記事では
「ステップメール(メルマガ) 件名のコツについて」
を述べていきます。
ステップメール(メルマガ)はLINEと違い、
受信フォルダにメールが来た際、
最初に目に入るのが「件名」となります。
そして、この件名を工夫することによって、
ステップメール(メルマガ)では開封率を上げることができます。
しかし、どのようにすれば、
開封率を上げれるようになるのかって話ですよね。
そこで今回はリストマーケティングのみで、
累計1億円以上は稼いだ僕が現在進行形で実践している、
テクニックやコツについて述べていきます。
また、今回は実際に、
僕が送ったステップメール(メルマガ)で、
開封率の良かった件名と、
悪かった件名を実際の生データを公開していきますので、
是非とも最後まで見ていただければ幸いです。
ステップメール(メルマガ) で開封率を上げる6つの件名のコツ
まずは
結論から言えば、
以下の6つの要素を覚えるだけで、
一気にステップメール(メルマガ)の開封率を上げることができます。
それがコチラ
①数値
②限定性(緊急性)
③権威性
④常識破壊
⑤反社会的用語
⑥認知不協和の用語
ここからはこの6つの件名のテクニック(コツ)を、
一つずつ丁寧に述べていきたいと思います。
①数値
まず最も簡単で効果がある要素が「数値」となります。
使い方としては非常に簡単で、
なるべく「数値」を件名に入れるようにするだけです。
例えば、以下の二つの件名のステップメール(メルマガ)を見てみましょう。
少ないメール数で収益を大きく上げることができるDRMの魅力!
たった1通で1000万円以上稼ぐことができるDRMの魅力!
ビジネスを実践している人であれば、
後者のが魅力的に見えることは間違い無いでしょう。
これが数値の効果です。
このように数値を使うか使わないかで、
件名の魅力が大きく変わってくるのです。
またビジネス以外では、
語学系のコンテンツで例を出すなら以下のようになります。
分かりやすいように、また比較してみたいと思います。
短期間で日常会話レベルまで話すことができるフランス語講座
わずか10日間で日常会話レベルまで話すことができるフランス語講座
今回の場合であれば、
「短期間」という言葉を「10日間」と数値にしたのですが、
それだけでも魅力的になっていることがわかります。
というか、そもそも「短期間」という言葉は、
今回の場合で言えば、好ましく無いです。
なぜなら「短期間」という定義は、
人によって大きく変わってくるのからです。
例えば、人によっては短期間を「0日間」
と予想する人もいることでしょう。
そうなってくれば
と思ってしまい、
10日間という表現をしていれば、
コンテンツを手に取る可能性があった人が、
手にしなくなる可能性があります。
逆に「短期間」と表現して
と思ってしまった人がコンテンツを手にして、
実際は10日間も掛かることがわかったら、
というような感じでクレームになる可能性も0ではないのです。
だからこそ「数値」を使うことは、
魅力的に相手に見せることができる他、
上記のような勘違いやトラブルを防ぐにも繋がるので、
なるべく抽象的な表現よりも、
具体的な数値を使った方が良いと言えます。
②限定性(緊急性)
これも先程の数値と同様で、
簡単に使えることができるかつ効果的な要素となります。
使い方としては時間や商品の数量を限定的にするだけです。
このようなことをするだけで、
「もし時間を過ぎたら手に入らない」
また「売り切れたら手にすることができない」
という恐怖(リスク)の心理が働きます。
で、結果的にステップメール(メルマガ)でいえば、
メールの開封率がUPします。
例えば、以下のような感じです。
今アンケートに答えると当店オリジナルパーカープレゼント!
今アンケートに答えると先着30名様に当店オリジナルパーカープレゼント!
「先着30名様」という単語を入れるだけで、
一気に注目度が上がったことがわかるかと思います。
また他にも例を出すとすると以下のような感じです。
全品50%セール中!売り切れる前にgetしましょう
本日20:59まで全品50%セール中!売り切れる前にgetしましょう
これも後者の方が魅力的に見えますよね。
18:00や19:00くらいに、
このメールを見かけたのであれば、
この店に少しでも興味がある方は、
開封してこの店のサイトに行く確率は高いでしょう。
このような感じで限定性(緊急性)を件名に使うことによって、
ステップメール(メルマガ)を開封率をUPさせることができるのです。
限定性(緊急性)で人が行動する理由としては、プロスペクト理論が関係しております。プロスペクト理論とは、簡単に言うならば「人は得をした嬉しさよりも、損をしたガッカリ感を強く感じる」という特性を持ち合わせ、損を嫌うあまりm人は合理的な判断ができなくなるという理論です。例えば、先程の「本日20:59まで全品50%セール中!」となった時に、通常では欲しく無いものなのに「今しか得で買えないから買わなきゃ!」というような感じで手にしてしまうような状態は、まさにプロスペクト理論の影響といえます。
③権威性
権威性はステップメール(メルマガ)の懸命に入れることによって、
開封率をUPすることに繋がる有効的な要素です。
使い方としては「権威」のある言葉を件名にいれるだけでok
例えば、以下のような感じです。
効果的なダイレットレシピを公開
東大病院で10年間勤務した管理栄養士がダイレットレシピを公開
後者の良い例のが魅力的に見えるかと思います。
その理由が権威性です。
具体的にいえば
「東大病院で10年間勤務」「管理栄養士」
という権威性のある言葉が入っていることから魅力的に見えるのです。
また、この権威性ですが、
世間の多くの人に対して効果のある権威性の言葉でもなくても良く、
自身のステップメール(メルマガ)のリストに対して、
権威性のある言葉で良いです。
例えば、ギャンブルのポーカーで、
ステップメール(メルマガ)を実践しているのであれば、
以下のような感じになります。
ポーカーの実力者が教える1時間で時給100ドル稼ぐ戦術を公開
WSOP入賞の実力が教える1時間で時給100ドル稼ぐ戦術を公開
WSOPとはワールドシリーズオブポーカー(World Series of Poker)の略で、
世界中のポーカープレイヤーが最も憧れる世界大会となり、
ここで入賞するとなると、かなりの実力者とみなされるのです。
しかし、この「WSOP」という言葉は、
一般人というか、この記事を見ている殆どの方は、
どういう意味の言葉なのかをわからないことでしょう。
ですから「WSOP」という言葉は、
一般人にとっては全く権威性のある言葉にはならないのです。
しかし、ギャンブルのポーカーで、
ステップメール(メルマガ)を実践している場合、
ある程度ポーカーの知識をつけている人が殆どであることから、
「WSOP」という言葉は権威性のある言葉となるのです。
なんせポーカーの世界大会ですから。
このように権威性は、
一般的に権威性と思われている言葉だけでなく、
自身のリストに対して権威性だと、
思われている言葉も該当するのです。
④常識破壊
これは「常識を破壊する言葉」を件名に入れていくことによって、
メールの開封率を上げていくことに繋げます。
というのも、人は常識外の言葉を目にすると、
好奇心や興味を持つことからも、
結果的にメルマガ開封率UPにつながると言うわけです。
例えば、ビジネス実践者に向けてのメールで、
リストマーケティングに興味を持たせたいのであれば、
僅か導入1週間で2000万円の売り上げを上げたカラクリ
と、このような件名が常識破壊を使ったものとなります。
なぜ常識破壊なのかを具体的にいえば、
「導入1週間で2000万円の売り上げ」
という言葉が、一般的には信じ難い言葉になっており、
常識破壊の要素を含んでいるといえます。
また以下のようなものも常識破壊と言えます。
1日たった1時間の勉強で早稲田大学商学部に合格した勉強法
ちなみにこの常識破壊ですが、
運動も食事制限も不要で飲むだけで痩せていくサプリ!
と上記のような様々なところ使い倒されている表現は、
常識破壊であったとしても効果が薄くなるので注意しましょう。
⑤反社会的用語
反社会的用語は今まで紹介してきた
開封率を上げるの件名のテクニック(コツ)の中では、
最も取り扱い注意の要素となります。
なぜかといえば、注目される効果は強いのですが、
反社会的用語は炎上してしまったり、
人間性を疑われる可能性も秘めているからです。
例えば、以下のような感じで、
反社会的用語を使うと注目はされますが、
稼げないキチ◯イが実践しているよく無いブログ運営
炎上する可能性が強いので止めておきましょう。
ちなみに反社会的用語をどのように上手く使えば良いかと言うと・・・
ビジネスで成功したいのに貯金ばかりしていた僕はバカだった。
体重90kgで「マジでキモい」と言われていた僕の逆転物語
と言うような感じで、
過去の自分に対して反社会的用語を使うようにすると、
あまり角が立てずに魅力的な要素も使えます。
⑥認知不協和の用語
認知不協和の用語とは「つじつまが合わない言葉」の意味を示し、
そのような言葉を件名に使うことによって開封率をUPさせます。
そもそも人はこの辻褄が合わない言葉を目にすると、
その状態を放置できず、好奇心を持ってしまう生き物です。
そして、特に自分に興味や関心がある時には、
強く認知不協和の効果が働き、
さらに強く放置できない状態となります。
つまり、ステップメール(メルマガ)でいえば、
件名で「辻褄が合わない言葉」を目にすると開封率がUPするというわけです。
ちなみに例えば、
ダイエットに興味や関心がある人には、
毎日お菓子や揚げ物を沢山食べても-10kgのダイエットができます
と言うようなものが、
認知不協和の用語を含んだ件名となります。
具体的にどこが認知不協和とかといえば、
普通であれば毎日お菓子や揚げ物を沢山食べたら太るわけです。
しかし、そのような状態なのに太らない。
むしろ、太るどころか、-10kgとダイエットが出来る。
このようなことからも、
ダイエットに興味や関心がある人は認知不協和の効果が働き、
開封率のUPに繋がると言うわけです。
【事例】ステップメール(メルマガ)で開封率が良かった件名と悪かった件名
さて、ここからは実際、過去の僕(山崎)がステップメールを送って、
開封率の良かった件名と悪かった件名のデータを実際に公開していきます。
大体リスト数として「5000~5500リスト」を保持していた時代のものです。
ちなみに、この時の良い時の開封率は7%前後。
悪い時の開封率は3%前後と2倍くらいの差がありました。
そこで開封率で二倍近く差がついた要因を一つずつ、
しっかり述べていきますので、
是非ともそこから参考にしていただければと思います。
それではまず、開封率が良かった件名から公表していきましょう。
ステップメール(メルマガ)で開封率が良かった件名
成功事例.1 もし僕が今から0の状態でネットビジネスを始めるとするならば。この方法で僕は累計2000万円以上稼ぐサイトを作り出しました。
「件名」
もし僕が今から0の状態でネットビジネスを始めるとするならば。この方法で僕は累計2000万円以上稼ぐサイトを作り出しました。
「クリック(開封)率」
7.2%
「使っている要素」
数値、権威性、常識破壊
この件名が良い要素は「数値、権威性、常識破壊」と、
開封率を上げるコツの要素を使っていることは勿論、
読者に興味がある件名になっていることから、
開封率が高くすることに成功しております。
具体的には「今から0の状態でネットビジネスを始める」という点で、
これからネットビジネスを始める人に興味の引く要素。
また「累計2000万円以上稼ぐサイト」という数値で、
圧倒的な成果を提示させて、さらに興味を引く要素も入れているのがポイントです。
成功事例2.年商500億円の企業の社長からコンサルを受けて痛感した投資の重要性。お金は払うべし。
「件名」
年商500億円の企業の社長からコンサルを受けて痛感した投資の重要性。お金は払うべし。
「クリック(開封)率」
7.0%
「使っている要素」
数値、権威性、常識破壊
こちらの件名も先程同様「数値、権威性、常識破壊」と、
開封率を上げるコツの要素を使っています。
またその他の開封率のUPの要素としては
という単純ですが、
先が気になる内容になっていることからも、
開封率がUPしている要因になっていることがポイントです。
成功事例3.僅か30アクセス!少ないアクセスで僕のコンサル生が成果が出る理由。大事なのは数じゃなく質。
「件名」
僅か30アクセス!少ないアクセスで僕のコンサル生が成果が出る理由。大事なのは数じゃなく質。
「クリック(開封)率」
6.3%
「使っている要素」
数値、常識破壊、認知不協和の用語(要素)
このメルマガの件名では、
「数値、常識破壊」に加えて「認知不協和の用語(要素)」
の要素を入れてメルマガを送っています。
具体的には「30アクセスで成果が出る」という点が、
認知不協和の用語(要素)となっております。
というのも、普通は30アクセス前後では、
成果が出るレベルのアクセス数では無いからです。
これにより読者はその秘密が気になり、
メルマガの開封率が上がっているというわけです。
上記の例で限定性(緊急性)と反社会的用語を、
使っておりませんがこれには理由がしっかりあります。
まず「限定性(緊急性)」ですが、
これは主にセールスの時などに「ここぞ!」という時に使っており、
普段はあまり使わないようにしております。
なぜかと言えば、
普段から多用していると効果が徐々に薄まるからです。
多用していると「毎日閉店セール」
をしているような店と同じになってしまうからです。
あとは「反社会的用語」は、
これも「ここぞ!」という時に使うようにしています。
こちらは多用しすぎると、
上記で説明もしましたが人間性を疑われるようにも、
みられる可能性があるからです。
というわけ、このようなことを関係しているからこそ、
この二つの要素は使うことを控えております。
ステップメール(メルマガ)で開封率が悪かった件名
「ステップメール(メルマガ) で開封率を上げる6つの件名のコツ」
この上記の要素を使ったとしても、
上手く読者の心理状態と噛み合わないと開封率が低くなります。
と思う人もいるかと思いますので、
ここからは残念ながら開封率の低かったメルマガの件名を紹介していきます。
失敗事例1.軽井沢 星野や 山路地の部屋に1泊してきた感じたホスピリティの重要性。ネットでもホスピタリティで儲けることができますよ。
「件名」
軽井沢 星野や 山路地の部屋に1泊してきた感じたホスピリティの重要性。ネットでもホスピタリティで儲けることができますよ。
「クリック(開封)率」
3.6%
「使っている要素」
権威性
こちらのメルマガの件名が良く無いところは、
開封率を上げるコツの要素を「権威性」しか使っていないところです。
つまり、件名を殆ど魅力的にできていないのです。
さらに言えば、ホスピタリティの重要性が、
ビジネスで儲けることに関して、
具体的にどのようなことに関わるかが、
イメージできない状態です。
これでは読者のメルマガ開封する意欲は上がりません。
ですので、結果として、
メルマガ開封率3.6%と低い状態になってしまったのです。
失敗事例2.軽井沢 星野や 山路地の部屋に1泊してきた感じたホスピリティの重要性。ネットでもホスピタリティで儲けることができますよ。
「件名」
ハワイ・ワイキキに行ってきて感じた負荷を掛ける重要性
「クリック(開封)率」
4.9%
「使っている要素」
権威性
こちらのメールは今も覚えていますが、
ハワイに行った時に送ったメールであり、
バタバタしていたことからも権威性しか要素を入れなかった結果、
開封率が低い結果となりました。
つまり、こちらも件名を殆ど魅力的にできていないのです。
上記のメールと同様で「権威性」の要素しか使っておらず、
「ハワイ・ワイキキ」以外にキーワードがないことから、
このような結果になったと推察されます。
現地でもっと良く件名をしっかりと考えれば、
開封率を1%〜2%ぐらい高くすることができ、
50〜100人以上に多くみられたと思うと、
本当に勿体なかったと今では思うばかりです。
失敗事例3.ミャンマー・ヤンゴンに仕事で行ってきました。タクシーで交渉力が身につき、それがビジネスにも生きるなと感じました
「件名」
ミャンマー・ヤンゴンに仕事で行ってきました。タクシーで交渉力が身につき、それがビジネスにも生きるなと感じました。
「クリック(開封)率」
3.6%
「使っている要素」
権威性
このメルマガは先程のハワイのメルマガと同じで、
海外の国&都市名の「権威性」を魅力的な要素として使っているのですが、
同じ権威性でも開封率に大きな影響が出ています。
なぜ、こちらのメールの開封率が著しく悪いのかといえば、
ミャンマー・ヤンゴンという権威性のキーワードに魅力的に感じる人が少ないからです。
恐らく
くらいの感じであり、ハワイよりも興味を持たなかった人が、
多かったことが推察されます。
このようなことからも、
失敗した3つのメルマガに対して全て言えることですが、
開封される件名のコツを使ったとしても、
読者に興味を持たれなければ開封されないというわけです。
開封率の良いステップメール(メルマガ)の件名の文字数は・・・?
開封率を上げる件名のコツ以外に
的な質問や疑問を聞きますので、
これに関しても回答していきます。
この質問に対する個人的な答えは、
SEO集客ではないので、
基本的に文字数は気にする必要はないと思っています。
人によっては
と言う人もいますが、これよりも気にした方が良い点は、
できる限り開封したくなるような言葉を、
最初に持ってくる(左端)ことです。
この理由は読者がスマートフォンで、
ステップメール(メルマガ)を受信した場合、
受信ボックスに表示される件名の文字数は20文字前後だからです。
例えば、集客に関するメールを送る時に
悪い例
一気にアクセスを集める方法!実践したら1週間で1万アクセス集めました
というような件名をつけるのは勿体ないです。
なぜかと言えば、先ほど言った通りで、
スマホでは20文字前後しか件名が表示されないことからも、
【1週間で1万アクセス集めた】
という魅力的な部分が表示されない可能性が高いからです。
ですから、上記のような感じで、
ステップメール(メルマガ)を送信する場合は、
良い例
ブログ立ち上げてから1週間で1万アクセス集めた秘密を教えます
というような件名のが良いです。
これであれば魅力的な部分である、
「1週間で1万アクセス」を受信フォルダに表示させることができ、
開封率を高めることができます。
むしろ、逆に言えば、今回紹介した、
開封率を上げるのテクニック(コツ)を使ったとしても、
受信フォルダに表示されず見れないのでは、
全くの無意味になります。
このようなことからも件名は文字数にこだわるよりも、
左側に魅力的なライティングの要素を持ってくるかを
意識しないとダメなのです。
メルマガで件名のABテストをしていき、開封率が良いものをステップメールの件名にしよう
またステップメールの件名ですが、
普段のメルマガでABテストをしておくことも、
非常に大事なこととなります。
特にメルマガの経験が少ない方は、
いきなりステップメールの件名を開封率を上げるために、
あれこれ考えるよりメルマガで、
ABテストを積極的に実践していくことをお勧めします。
「習うより慣れろ」という言葉がある通り、
件名も実際に魅力的な件名を考えて配信していくと、
感覚的にどのような件名が読者にとって魅力的なのかを理解でき、
開封率が上げることに繋がるからです。
勿論、今回の上記で述べてきた、
6つの開封率を上げるテクニック(コツ)を覚えることは大事です。
しかしながら、実際に魅力的な件名を考え、
その件名で読者に配信しない限りは、
開封率を高める件名になっているかどうかは未知数です。
ですから、メルマガの経験が少ない方は
いきなりステップメールの件名を作るのではなく、
まずはメルマガで魅力的な件名をつけて、
実際にそのメルマガを送り、反応を見るべきなのです。
そして、この時に効果的な練習としてオススメなのが、
メルマガで件名の「ABテスト」をするというわけです。
具体的にはリスト数が1000であれば、
500人ずつに分けて件名が違うメールを送るみたいな感じです。
このようなことを試してみると、
どのようなメルマガのタイトルが開封されやすいのかが、
実践と共にデータが貯っていき、理解できるようになります。
・・・ただし、人によっては、
と思う方もいるかもしれません。
しかしながら、ここで面倒臭いと思ってやらないか、
逆に大切なデータ集めだけと思って素直に実践するか。
このようなところで実力の差が出て、
最終的な成果にも反映してくるということだけは、
絶対に忘れないようにしましょう。
補足:メルマガよりもステップメールのが件名関係なしに開封率が良い理由
実はステップメールは
以下のように通常のメルマガよりも、
開封率が良いというデータが出ております。
以下、実際にある会社で調べたデータととなります。
https://willcloud.jp/blog/mail/stepmail-click-through-rate-and-open-rate-why-it-is-higher/より引用
と疑問を浮かべる方もいらっしゃると思います。
そこでここからは、
ステップメールの開封率が良くなる理由に関しても、
述べていきたいと思います。
単純接触効果
これは先程のメリットのところで述べているので、
もう理解いただいていると思いますが、
ステップメールは定期的に相手にメッセージを送ることから、
自動的に単純接触効果が起こり、
相手はあなたに対して好意を持つので、
結果的にステップメールの開封率がUPするというわけです。
要は自分の好意ある人からのメッセージは、
開封確率が上がることから、
ステップメールの開封率は高いと言うわけです。
しかし、一つ注意したい点があります。
「逆単純接触効果」に、
ならないようにするということです。
逆単純接触効果
単純接触効果の逆の効果を示します。つまり「接触を持てば持つほど、相手に好意を持つ」のが単純接触効果でしたが、逆単純接触効果では「接触を持てば持つほど、相手は不快感を持つ」という効果を持つです。これはわかりやすいイメージとしては、離婚間近の仲の悪い夫婦とかです。このような夫婦の奥さんから「旦那の顔を見る度、不快感を持つ」的なセリフを聞いたことがありますよね?これは日頃、不快感を持っている人と会うたび、その不快さを増していくと言うメカニズムから起こっているのです。これこそ逆単純接触効果です。
ちなみにステップメールにて、
逆単純接触効果が起きやすいのは「セールス」の時などです。
普段のメールで好感を持っていたのに、
強引なセールスのメッセージが来て、
みたいな感じでせっかく獲得していた好感を失い、
セールスのメッセージを送るたびに不快感が勝り、
メルマガが解除されてしまうという現象が起きます。
ですから、セールスをする時には、
このことに十分注意しましょう。
一貫性の法則
次にステップメール(LINE)が、
通常のメール(LINE)よりも開封率が良い要因としては、
一貫性の法則
があることも考えられております。
一貫性の法則
人は自らの行動や発言、態度、信念などに対して一貫したものとしたいという心理を持ち合わせております。また特に「虚栄心」が一貫性の法則の働きに大きく影響します。例えば「自分は約束を絶対守る人間だ!」と人前で宣言をしたりすると、その発言を守ろうと、困難な約束でも無理に守ろうとしてしまう特性があるということです。
この要素が具体的にステップメールが、
どのように一貫性の法則が関係してくるかといえば、
ある一定の期間、
送られてきたステップメールを読んでいると、
そのステップメールを読むという行為が習慣となり、
毎回あなたから送られてきたメッセージが、どんな内容であれ、
一貫性の法則により読んでしまうということです。
特に一貫性の法則として効果がある方法としては、
スッテプメールのメッセージの最初とかに
「いつも真面目にこのメッセージを読んでくれているあなたは、きっと上手くいくことでしょう。」
というような感じでメッセージを送り、読み手に対して、
「あなたは自分のメッセージを読んでくれる真面目な人」
のレッテルを貼ることです。
このようなことをすると
相手は「真面目な人」というレッテルを貼ることによって、
と言う印象を与えることができ、
メッセージを読み続ける方向にさせることに働くのです。
このようなことをステップメールに細工すると、
さらに「相手にメッセージを読まない」という選択肢を消すことができ、
開封率や精読率を高めることができます。
信頼性
これは単純な理由ですが、
ステップメールの開封率にも大きく関係してくるところです。
それが「信頼性」です。
例えば、AさんとBさんがいたとします。
以下の情報を見て、
どちらの方が信頼できる人だと感じますか?
A.大学生の頃からの10年以上の友人、今まで数え切れないくらいあって、飲みにいったり、一緒に旅行にいったり、困ったことがあったら人生相談にも乗ってもらっている。
B.1ヶ月前に飲み屋で仲良くなった友人。たまにLINEをして、お互い暇があると一緒に飲みに行く仲。今まで2〜3回飲みにいった
殆どの人がAさんを選んだと思います。
Aさんの方が付き合いが長く、接触回数も多いからです。
まぁ勿論、これだけの情報ですとBさんが、
全く信用ならないかどうかはわかりませんが、
Aさんのが接触回数も多く、
また付き合いが長いことから、
Bさんにも信頼性が勝るのです。
ですから、このようなことがわかると、
ステップメールを送り続けていくと、
自然と接触回数が増え、付き合いが長くなると、
信頼性が確保できることから
新たにライバルが出現したとしても、
自分の方がメッセージを読まれると言うことに繋がってくるのです。
ただし、勿論ですが、
メッセージ内容の質なども大きく関係してくる為、
意味のないメッセージをステップメールとして送るのはNGです。
相手に役立ったり、面白いと思ってもらう、
ステップメールを送ることが重要になります。
何度もこの記事を読み、ステップメール(メルマガ) 件名のコツを習得しよう!
というわけで、今回の記事では、
「ステップメール(メルマガ) 件名のコツについて」
を主に述べてきました。
今回述べてきた6つのテクニック(コツ)を使うことによって、
魅力的な件名を作れるようになることでしょう。
その為にも今回の記事は、
何度も読むことを推奨します。
また、コツを覚えたばかりで、
いきなり魅力的な件名を付けれるようになることは難しいです。
やはり何事もそうですが「慣れ」が必要になります。
このようなことからも、
今回の記事の後半に書いた
メルマガでのABテスト
を是非とも実践していきましょう。