こんにちは、山崎です。
今回の記事ではFacebook広告を運用する為に、必須の作業と今は言われる「ビジネス認証」についての話をしていきます。
というのも、僕個人もFacebook広告のビジネス認証を実践する時に、まずは公式ページを見たのですが・・・あまり具体的なFacebook広告のビジネス認証の手順が書いていないのです。
また、さらにいざビジネス認証を実践しようとしても
状況になっているのです。
そして、その解除方法が公式のページにわかりやすく書かれていないというオチ。
なので、本当、初めてFacebook広告のビジネス認証する時は、どうすれば良いかわからずに途方に暮れた経験があります。
このようなことからも過去の自分のような人が一人でもいなくなればと思い、今回の筆を取りました。
今回の記事を最後まで見ると、Facebook広告でのビジネス認証をしっかり改善できます。
ですので、現時点で、
または過去の僕と同じように
という方は是非とも参考になるかと思いますので、じっくり読んでいただければ幸いです。
そもそもビジネス認証とは何なのか?
そもそもビジネス認証とは何なのかというと、わかりやすく言えば、
「ビジネスをする自社(身)の身元をFacebook(meta社)側に開示する」
という行為です。
残念なことかもしれませんが、Facebook広告を運用する際、もし匿名性が強ければ、身元がわからないことからも、ルールをキチンと守らずに実践してしまう人が一定数現れてしまうものです。
しかし、ビジネス認証をすることによって、しっかりと身元を判明させることができるので、上記のようなルール違反するような行為の抑制に繋げることができるのです。
だからこそ、Meta社としては、なるべくFacebook広告を扱う業者(人)には、ビジネス認証をして欲しいことが伺えます。
で、このFacebook広告ではビジネス認証をすると、Meta社の公式ページを見る限りは、
・Facebookページの透明性が上がる
・一部の開発者向け機能が使えるようになる
・WhatsAppビジネスアカウントの作成ができる
など、Facebook広告の機能を拡げられることが書いてあります。
しかし、上記のメリットよりも大きいのが、ビジネス認証をすると
・広告のアカウント数の上限を増やすことができる(5個→30個)
・Facebookビジネスアカウントの停止の耐性が上がる
という点です。
以前までは個人事業主であったらり中小企業の経営者の方であれば、
と認証する人が少なかったのですが、近年ではビジネス認証をしていると、
Facebookビジネスアカウントの停止耐性が上がる
という面が強くなってきていることからも、Facebook広告を扱うのであれば、ビジネス認証はマストというレベルになってきております。
しかし・・・
ビジネス認証がグレーアウトしていて押せない。また、ビジネス認証の審査に落ちる・・
このビジネス認証ですが、いざ実践しようとすると、
という事態が非常に多発しております。
この状態だとビジネス認証をしようとしてもできない状態です。
また、このビジネス認証のグレーアウトの問題を解決したしても、いざビジネス認証の為の手続きにはいるのですが、
となっている人が一定数の割合でいるのです。
実際、僕も初めてビジネス認証をした時は、ある資料がうまく出来ず、審査に落ちてしまう人いう現象に陥り、途方に暮れていた時もありました・・・
しかし、色々と情報は徹底的に調べ上げ、高確率でビジネス認証の審査に合格する方法が分かりましたので、ここから先はこの方法に関しても述べていきます。
まずFacebook広告でのビジネス認証のグレーアウト(押せない現象)の解除方法
まずFacebook広告でのビジネス認証のグレーアウト(押せない現象)の解除方法からこ述べていきましょう。
これに関しては比較的に簡単です、
なぜなら「Facebookアプリ」を作成するとグレーアウトは解除できるからです。
つまり、ビジネス認証のボタンが押せるようになるわけです。
というわけで、ここからはグレーアウトが解除される「Facebookアプリ」の作成方法について述べていきます。
Facebook(ビジネス)アカウントにログイン後に「Meta for Developers」のページに行き、Facebook for Developersアカウントを作る
まずは自身のFacebook(ビジネス)アカウントにログイン後、以下のURLをクリックして、
https://developers.facebook.com/apps/?show_reminder=true
画面右上の「スタート」を押して「Facebook for Developersアカウント」アカウントを作っていきます。
「スタート」を押すと自身のFacebookアカウントのアイコンが表示されますので、右下の次へを押します。
次へを押すとメールアドレスの入力を求められますので、あなたがお使いのメールアドレスを入力して「メールアドレスを認証」をクリックします。
そして、次に利用経験の改善のための項目が出ますので、あなたに当てはまるものにチェックを入れ、その後に右下の「登録完了」のボタンを押します。
これをすると「Facebookアプリ」の作成の準備は完了します。
というわけで、次に実際に今度はFacebookアプリの作成の手順を紹介してきましょう。
アプリ作成のボタンをクリックして、アプリ作成の手順を進めていく
Facebook for Developersアカウントを作成すると、TOPページが「スタート」ではなく「マイアプリ」に変わっていると思いますので、「Meta for Developers」のマイアプリをクリックしましょう。
そして、マイアプリのページに行きますと、以下のような画面が表示されると思いますので「アプリ作成」のボタンをクリックしていきます。
「アプリ作成」をクリックしましたら、以下のような「アプリタイプを選択」の画面が出てきますので、コチラの中からアプリタイプをなんでも良いので選択していきます。
タイプを選択した後は、詳細を追加していきます。基本的には、適当な表示名をいるだけでokです。もし以下の②、③が最初から提示されていなかったら適宜入力していきましょう。
上記の情報を入力しましたら、最後に右下の「アプリを作成」押せばアプリ作成は完了となります。
アプリが作成できたら、ビジネス認証のグレーアウトが解消されているかどうかをチェック
アプリがちゃんと作成できますと「Meta for Developers」の自身のアカウントのトップページを見るとわかります。
上記の画面や、
このような画面が表示されていれば、アプリ作成は完了しています。
そして、このアプリ作成がきちんとされている状態を確認しましたら、次にビジネス認証のページに行ってみましょう。
すると、ビジネス認証のグレーアウトが解消されているかと思います。
https://aira-affiliate.com/facebook-ad-business-ninsyoより引用
この際、もしビジネス認証のグレーアウトが解消されておらず、押せない状況でしたら、
・1日くらい待ち様子を見る
・再度、Facebookアプリ作成を実行する
などの対処法を実践していただければ幸いです。
Facebook広告のビジネス認証の審査を通過する為の手順とポイント
と思う方もいるかもしれませんが、この後のビジネス認証の審査ですが、僕個人の経験ですと二回も審査を落ちております。
で、恐らく、人によっては僕と同じように審査が通らなく、途方に暮れてしまう人もいらっしゃると思います。
なので、ここからはビジネス認証の審査を通過する為の手順とポイントについて解説していきましょう。
まずは自社(身)の情報とイーブイのビジネス認証をしていきましょう
まずはビジネス認証をすると押して、ビジネス認証の手続きをスタートさせましょう。
https://aira-affiliate.com/facebook-ad-business-ninsyoより引用
スタートするとビジネスの詳細情報を求められますので、これを正確に入力をしていきます。
そして、記入後に次へを押すと、今度はイーブイのビジネス認証という項目が以下のように表示されます。
https://aira-affiliate.com/facebook-ad-business-ninsyoより引用
で、恐らくは殆どの人が一致するものがない状況かと思いますので、下の「一致するものがありません」の項目を選んで、自身の情報を入力していきます。
https://aira-affiliate.com/facebook-ad-business-ninsyoより引用
上記のように入力していき「次へ」をおしましょう。
またFacebookはアメリカの会社であることからも、基本的にはアルファベットで情報を入力したほうがよろしいかと思います。
コード認証でメールアドレスが認証されなかったら、該当資料をアップロードしましょう
その後、次へを押すと今度はコード認証を求められます。
https://aira-affiliate.com/facebook-ad-business-ninsyoより引用
ここで『ビジネスの詳細を入力』の画面で入力したウェブサイトに紐づくメールアドレスを入力します。
で、無事に認証されればいいのですが、認証されないと以下の必要書類のアップロードが求められます。
https://aira-affiliate.com/facebook-ad-business-ninsyoより引用
そして、この必要書類のアップロードですが、上記の画像に載っている通り、
・営業免許
・会社設立証明書または会社定款
・納税証明書またはVAT登録番号の証明書
をいずれかをpdf、png、jpegにしてアップロードすればokです。
(「ドキュメントの言語を選択」は日本語を選択しましょう)
ちなみに個人的に僕が審査を通った時は
「会社の履歴事項全部証明書」
をアップロードしました。
履歴事項全部証明書とは、以下のような書類です。各局の法務局やオンラインで発行していただけます。
個人事業主の方は上記の書類はないかと思いますが、その時は一度でも確定申告をしていれば「納税証明書」を発行するか、それか「開業届のコピー」などを提出すれば、よろしいのではないかと思います。
【重要】会社の住所を確認する書類を提出していくが・・・
https://aira-affiliate.com/facebook-ad-business-ninsyoより引用
その後、次への会社の住所を確認する書類である
・電気料金や電話料金などの公共料金の領収書
・住所が記載された銀行口座の明細書
・住所または電話番号が記載された営業免許
などの書類をアップロードしてくださいと要求されますので、これらの書類のどれかをアップロードしていきましょう。
上記の書類の中で提出できるものがあれば、何も問題ないのですが、恐らく、ここで詰んでしまう人が出てくるかと思います。
というのも、人によっては何も書類を提出できない人がいるからです。
まず法人や事業所の登記を「レンタルオフィス」などにしていると、上記の「電気料金や電話料金などの公共料金の領収書」の書類を準備することは不可能になります。
事務所の電気料金や電話料金などの公共料金払っているのは、レンタルオフィスのオーナーになりますから。
次に「住所が記載された銀行口座の明細書」ですが、恐らく、これって日本の銀行だと、住所が記載されている銀行口座の明細書って何のではないか思います。
基本的に日本の銀行では、会社(人物)名、支店名、支店番号、通帳番号などは銀行口座の明細書(通帳)には書いてありますが、住所は書いてありません。
そして、最後の「住所または電話番号が記載された営業免許」ですが、これは飲食店や美容運などのお店でなければ、営業免許はない状態であることが普通です。
・・・ですから、レンタルオフィスを登記にしてしまっている方は書類で提出できるものがないのです。
ちなみに僕はそのパターンでした。
なので、僕は最初はレンタルオフィスの請求書とワード1ページに
「弊社はレンタルオフィスに登記している為、電気料金や電話料金などの公共料金の領収書がなございません。レンタルオフィスへの請求書を代わりにお送りします」
という書類をアップロードしてみたのですが、
Meta社に見事に審査に落ちました。
で、その後も試行錯誤をしてみたのですが、全くビジネス認証を通過する気配がありませんでした。
なので、これは完全に詰んだ・・・
と思ったのですが、ネットを色々と探してみると
上記の三つがなくもなくとも「納税証明書」をUPロードしたらokだった
という方がいたので、僕は
・電気料金や電話料金などの公共料金の領収書
・住所が記載された銀行口座の明細書
・住所または電話番号が記載された営業免許
とは全く関係ない「該当の法人で法人税を納付したの控の紙」をアップロードして審査を受けてみることにしたのです。
※以下、提出した書類
すると、上記の条件に全く当てはまっていないのですが、見事に審査に通り、ビジネス認証を通過できました。
よって、上記の資料に該当しない方は「法人税を納付したの控の紙」を送ることを推奨いたします。
さて、いよいよビジネス認証の大詰めで、最後にコード取得のウィンドウが起動しますので、表示された電話番号で間違いが無ければ【今すぐ電話を受…】をクリックします。
https://aira-affiliate.com/facebook-ad-business-ninsyoより引用
ただ回線状況や転送している場合は、通話がかかってこない可能性がありますので、その場合はメールで確認にしましょう。
ちなみに僕がメールでの認証の手続きをしました、以下のように
メールがくるので番号をしっかり見て入力していきましょう。
そして、入力しましたら審査待ちとなります。
https://aira-affiliate.com/facebook-ad-business-ninsyoより引用
早ければ数時間、遅ければ数日後にビジネス認証の結果が出ます
審査後、合否が指定したメールアドレスに連絡がきます。
そして、見事審査に受かりますと、ビジネス認証が済み、ビジネス認証部分が以下のようになります。
で、仮に落ちた場合は、動揺せずに上記の記事を見直した上で、再審査をしていきましょう。
ちなみ僕自体、2回審査に落ち、3回目で審査完了されました。
ですから、再審査になった場合も、落ち着いて資料を用意して審査を受けましょう。
そして、審査に合格すれば、これにてFacebook広告のビジネス認証は完了となります。
大変お疲れ様でした。
Facebook広告のビジネス認証の手順の流れ(まとめ)
これまで、Facebook広告のビジネス認証の手順の流れに関して、説明してきましたが、いかがだったでしょうか。
ちなみに僕以外にも僕の教え子の数名に今回の手順を教えたところ、今のところ誰一人問題なくビジネス認証に成功しております。
ですので、うまく認証ができなかった方は、是非とも今回の記事を参考にしていただければ幸いです。
では、最後にFacebook広告のビジネス認証の手順の流れ(まとめ)を紹介してお別れしましょう。
1.まずはグレーアウトを除く為、Facebookアプリを作成する為に、「Meta for developer」のページへいく
2.手順を踏んでいき、Facebookアプリを作成
3.Facebookアプリ作成していき、ビジネス認証のグレーアウト(押せない状況)を改善
4.ビジネス認証の作業に移り、ビジネス認証をクリックして、まずは会社住所やイーブイのビジネス認証をしていく
5.認証コードでメールアドレスで認証していくが、できない場合は、該当する会社資料をアップロードしていく
6.会社住所または電話番号の認証をしていく(この際、該当する資料がない方は、上記参考を見ていただければと)
7.取得コードの認証で電話番号またはメールアドレスを入力して認証をする
8.審査完了で数時間から数日待つ
9.合否が出る
Facebookアプリを作るとなると大変そうに感じますが、今回の記事で書きました通り、意外とラクに完了できますし、その後のビジネス認証も対策を知っていれば、問題なしです。
それでは、あなたのビジネス認証がしっかり通ることを心よりお祈りしております。